2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
会社支給の携帯電話が新しくなった。 こんどの携帯はFMラジオが聴けるというので、帰りの電車の中で試しにイヤホンを 差してNHK FMにチューンしたところ、バッハの音楽が流れてきた。 途中からだったけれど、すぐに曲名はわかった。 ゴールドベルク変奏曲だ…
僕はあまりTVドラマは見ないのだけれど、山田太一のドラマには昔から興味が ある。彼の考え方や社会や人間への視線に惹かれるものがあるからだ。 そう、「とても惹かれる」と言っていいと思う。 昨夜、その山田太一脚本ということでテレビ朝日で放映された単…
平野啓一郎氏のブログで面白いテーマが論じられていた。 以下引用。【引用始まり】 --- 『ウェブ人間論』の対談をしていた時にも考えていたことですが、 人間は、自分の属している社会のシステムと否応なくつきあいながら どうにかこうにか生きているわけで…
「氷点」は人間の原罪について深く掘り下げた内容だったが、「続・氷点」は 「罪のゆるし」がテーマになっている。 主人公・陽子に与えられた性格は「氷点」に比べてぐっと複雑になっている。 「氷点」では「原罪」の意味を際だたせるために完全無欠に近い性…
あつこさんから「10代バトン」を頂きましたので記事にしてみようと思います ^^1. 10代のときまでに影響を受けたと思われる児童書 10才までということだと 「エルマーのぼうけん」「ナルニア国ものがたり」「ドリトル先生シリーズ」 「怪盗ルパン」「名…
ディタッチメント(detachment)について考えている。 ディタッチメントとはイギリス経験主義科学で使われる用語であるが、茂木 健一郎氏の著書「脳整理法」での説明が簡にして要を得ている。【引用始まり】 --- 科学的世界観とは、理想的には、あたかも「神の…
(前の記事からの続きです)続いて平野氏の危惧の2)について。 これは僕には全く想像できなかった素晴らしく鋭い視点だと思う。 確かに平野氏が言うように、主体の分裂が日常性からの乖離と他者からの理解 可能性を薄めてゆく可能性は否定できないと思う。…
一つ前の「ウェブ人間論」の記事で平野氏のネット上の匿名についての危惧を ご紹介した。 内容は要約すると以下の二つになろうかと思う。1)匿名での意見表明は、結局本来リアル社会に向かうべきエネルギーを無意味 に霧散させていることになりはしないか。…
平野啓一郎氏の小説は読んだことがないのだが、この人が書いた「本の読み方 〜スロー・リーディングの実践」という本を読んだことがあり、なかなか面白い人だ、 と思っていた。 この本は平野氏と「ウェブ進化論」で大ブレイクした梅田望夫氏との対談本である…
皆様、あけましておめでとうございます。よろしければここをクリックしてみてください。 ブラウザが立ち上がって僕から皆様へのウェブ年賀状が表示されます。 絵の中の時計をクリックしてもらうと、音楽と読者の皆様へのメッセージが 表示されます(米国のE…