風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

大阪でもフェルメール展を見た

大阪に帰ってきてからの日々はなんとなく落ち着かない日々で、自分が根無し草になったようなそんな気分。6年間過ごした東京のオフィスと違う環境で違う社員たちに囲まれた生活、自分のものは入っているとはいえ、今までと違う自宅の部屋、微妙に波長がずれる日々の生活、、、。そんなこんなで疲れている感じは否めない。
そんな中、天王寺を通りかかったので、大阪市立美術館フェルメール展を見てきた。
東京でもこの展覧会は見ていたのだが、大阪だけに出ている作品もあったので改めて見に立ち寄ったのだ(時間がなかったので券を買ってフェルメールの絵6枚だけを見て帰った)。これまで未見で今回見れた絵は2つあった。「取り持ち女」と「恋文」である。「取り持ち女」は初来日なのだが、フェルメールとしては油が乗り切った、という感じにはいたらない絵、という印象。一方の「恋文」は構図といい色使いといい素晴らしいフェルメール作品と思った。今回改めて思ったのだが、フェルメールの色の使い方は独特だし素晴らしく趣味がいい。もっと眺めていたかったが時間がなく駆け足だったのが残念だった。

これで僕が見たフェルメールの絵は25点になった。