風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

明日から欧州

あっという間に大阪に帰任して3か月が過ぎた。
仕事のほうはずいぶんと役割が変わった部分もあり、責任が軽くなったようでもあり、会社の中で徐々に隅に追いやられつっつある感もある。それを嫌がったり寂しがっ
たりするようなそんな思いは少ないけれども、次の世代へのバトンタッチと理解
はしているが、心の奥底には何か澱のようなものが沈殿していてヘドロになり
つつあるような、そんな感じもある。他人よりは薄いとはいえ自分の中の何か
共同体の中で存在を認められていたい、という思いがそれを生み出しているの
だろうか。そんなこともあって、ここのところ僕個人のもっぱらの関心は、会社
という組織体から離れてゆくこれからの人生をどう過ごすか、という点に絞られ
ている。

体調は去年、一昨年とは比べ物にならないくらい良い。ここ2年苦しんできた
自律神経の不調は今年の春から収まっている。つまり大阪に帰任したら収まった、
と言って良いのだから、実に寿ぐべきこと、と思う。ここ2年は青空をすっきり
した気分で眺めたことなどなかったのだから。

 明日からドイツ・ヨーロッパに出張に行く。
それほど厳しいスケジュールでもなく、割と楽な出張と言える。
残念ながら(ここ数年はほとんど常にそうであるが)同行者がいるため自由を
満喫はできないけれど。。。
それでも、一年ぶりに欧州の空気を吸って来よう。