風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ネットと心の内面

あづみさんの記事で興味を持って読み始めた本「ニートって言うな!」が面白い。 (ちょうどあづみさんも昨日新たに詳細な感想をアップされました ^^ ) ニートの実状をめぐるまやかし、マスメディアの妄言などについては記事を 改めて書きたいと思っているけ…

スポーツと構造主義

何を隠そう僕はサッカーファンなのだけれど、今年、NHKのJリーグサッカー 中継に、昨年までアルビレックス新潟の監督をしていた反町康治氏が解説者として 加わった。実は昨年、新潟の監督をしていた時、試合中あるいは試合後のコメント を聞いて、この人…

ヒトラー 〜最後の12日間〜

僕がヒトラーに関心を持ったのは中学時代だった。 スナイダーの「アドルフ・ヒトラー」を読み、それから「わが闘争」を読んだ。 正直言って「わが闘争」のほうはさっぱり判らなかった。 確か高校生になって再読した時「国家社会主義」という言葉に赤線を引い…

柴田翔「されど、われらが日々」

高校時代に没頭して繰り返し読んだ小説です。 ずいぶん久しぶりに読み返してみると、いい言葉、考えさせられる言葉がたくさん ある。柴田翔の名前は最近聞かないけれども、この小説の持つ叙情性は永遠なの ではないだろうか。独特の理屈っぽさや言い回しも。…

「自分の力」を信じる思想

これまでも何度か引用してきたが、勢古浩爾(せこ・こうじ)という人がいる。 この人の最近書いている本は頂けないしくだらないものも多いのだが、彼の主著 といえるこの『「自分の力」を信じる思想』には僕は感銘を受けた。 ちなみに題名はなんだか「ガンバ…

喪うこと

子供のように可愛がっていたペット(フェレット)が昨日死んでしまった。 家族の一員なのでとてもショックです。 今日、お葬式をあげました。 桐の棺に入れていっぱい花を飾り、最後、骨も拾ってあげました。様子がおかしいのに気づいて病院に連れていったの…