風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

喪うこと

子供のように可愛がっていたペット(フェレット)が昨日死んでしまった。
家族の一員なのでとてもショックです。
今日、お葬式をあげました。
桐の棺に入れていっぱい花を飾り、最後、骨も拾ってあげました。

様子がおかしいのに気づいて病院に連れていったのがほんの二週間前。
不治の病を宣告され、毎日投薬しつつ注射器で一日5回流動食をやり続けて
いました。レントゲンを撮り血液検査を何度も行い、超音波で断層画像も
撮って、やれることはすべてやり手をつくしましたがダメでした。

いつまで生きるか、いつまで生きられるかは神様が決めることで誰にも
どうしようもないことはわかっている。
そして、残されたものは喪った痛みと悲しみを受け止めなくてはならない。

生きることの一面は、愛する者たちを喪うことを受け入れ、痛みと悲しみ
を自分の中に取り込んで消化することに他ならない。
これまで同様に、これからも僕は愛する者たちを喪い続けるだろう。
そんなことは、わかっているし、覚悟もしていることだ。

それでも、心が痛いです。
ひどく辛いです。
寂しくてたまらないです。