風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハーフパンツ

「半ズボン」がもうちょっと長くなったようなものですね。 これ、何枚か持っていたのだけれど部屋着としてしか使っていなかった。 それを、昨日、外に着て出てみました。なぁんだ、それがどうしたの?と言われるようなことですが、僕にしてみたら脛を出して …

映画バトン

minaさんから「映画バトン」を頂きました。 僕は映画はあまり見るほうではないのですが、お答えさせて頂きますね。 このブログの「映画」カテゴリに記事として書いたものは入れません。1、所有している映画の本数 数えたことはないですが10〜15本程度で…

北極星を見失っていないか

自分が最近、社会全般についての反応が鈍くなっているのを感じる。 以前はいろいろな社会事象について自分の意見をもっと明確に持っていた。 例えばグローバライゼーションの中で日本の社会はどうあるべきか。 教育についてどう考えるか。 企業はどうあるべ…

ジャングルと平原の上を

少年時代の僕は密かな楽しみを持っていた。 それは一人で裏山を歩き回ること。 裏山は僕にとって、山脈であり平原でありジャングルだった。土の地面があったら見てください。 雑草や石があるでしょう? 少年の頃、僕の頭の中ではそれらは大きな木々や岩だっ…

自殺社会

しばらく前からひどく体調が悪い。 出張から帰った翌日などひどい倦怠感で体中に重りをぶら下げているよう。 普通に道を歩くのでさえ苦痛だ。 加えて胃痛がどうにもひどくなり、とうとう病院に行った。 診断は「ストレスと過労からくる胃炎」とのこと。無理…

吉田一穂のこと

正直に告白するけれど、僕は詩にはとても疎くて、うまく味わうことも感じることも できていない、と思う。 それでも吉田一穂の詩を初めて読んだ時は衝撃を受けた。表現というのはここまで研ぎ澄ますことができるものか、という思い。 たとえばショパンのエチ…

英語と思考(3)

紗々美さんの呼びかけに応じて始めた「Schoolyards to Skylines」の翻訳をしていて 改めて思ったのは、翻訳作業の本質的な難しさは「英語を読んで意味を理解する」 ところにあるのではなく「読みとった概念を適切な日本語にすること」だということだ。今回頂…

沖縄紀行(3) 一人旅は音楽のようだ

今回の旅行は僕がこれまでにほとんどしたことのない一人旅に挑戦したわけだけれど、 一つ気がついたことがある。一人旅をすることは、音楽を聴くことに似ている、という ことだ。一人旅はもっと寂しいかと思っていた。これまでの一人での出張がそうであった…

沖縄紀行(2)−戦争について考える−

日曜日、レンタカーを借りて「ひめゆりの塔」に向かう。 壕の跡がありそのすぐ背後に慰霊碑がある。 壕をのぞき込んでみると底がみえないほど深くて暗い。 こんなところに隠れて死の恐怖におびえながら、いや自分の死を確信しながら息を 潜めるのはどんなに…

田口ランディさんのブログの記事

「ひめゆりの塔の入試問題について考える」 に非常に感銘を受けました。 特に最後の10行は、ランディさんにまったく同感です。 http://blog.ameba.jp/randy/archives/001034.html