スウェーデンの湖で鱒釣り

北欧4カ国のうちでトランジットは別として一度も訪れたことのない国、スウェーデン
を出張で訪れた。噂に違わぬ美しい国である。その中でも今回、取引先のセッティング
で森の奥深くにある湖でルアーを使った鱒釣りをした。
ルアー釣りそのものが僕には初めての経験である。

それにしても白夜の北欧の森の奥の湖のその美しさ！
我々以外誰ひとりおらず、鱒が跳ねる音だけが湖面に響く。
ルアーを投げるのはなかなか面白く、糸が伸びてゆく風切り音が心地よい。
一度食いついた魚を寄せる時に取り逃がしたのは残念だったけれど、
スウェーデンの美しい自然の中で鱒釣りをしたことは忘れられないだろう。

数時間経つと雲が出てきて北風が吹き気温がぐんぐん下がった。
6月というのに１０℃を切っていただろう。
北欧の夏は短くて、切なくも美しい。
厳しい冬があってこその美しさなのだろうか。