風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

北海道へ

北海道に行ったことがない。
行ったことがある人は皆、いいところだ、広くて雄大で大陸のようだ、と口を
そろえて言う。
その話に惹かれて写真集を買ってみた。
前田真三氏の「大地の詩」
この写真集は美瑛の丘の写真266点を収録したものだ。
写真のサイズが小さいこと、紙質がイマイチなのは残念だけど、雄大で美しく
広々とした写真ばかり。
眺めていてとても気持ちが晴れ晴れとしてくる。

ここに一人で行ってみたい、と思った。
観光客も多いのかもしれないが、それはやむを得ない。
行って、自分の目で見て、空気を吸って、写真を撮って、楽しんで来よう。
溜まったマイレージを利用して9月の下旬のフライトを予約した。
ちょっと遅めの僕だけの夏休みの一人旅、だ ^^
空港の着発だけ決まっていて後は何も決めていない。
レンタカーを借りて美瑛、富良野あたりを回ることにしようか。
去年の沖縄につづく一人旅第二弾。

「沖縄紀行(3)一人旅は音楽のようだ」に記したように、一人旅は僕の心を
鋭敏にし先鋭化する。
きっと僕はこの旅でもいろいろなことを考えるだろう。
一方で美しい風景に感動し惑溺しながらも、脳のもう一方では、人の心について、
社会について、コミュニケーションについて考えるのだろう。

「考えること以上の快楽はありません。」
これは茂木健一郎氏の「クオリア日記」にあった述懐だけど、僕も同感です ^^

前田真三フォト・ボックス 大地の詩

前田真三フォト・ボックス 大地の詩