風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

改めて態度価値

結局、僕が人生で残せるものは周囲の人々、社会の前で示す態度だけであろうと
思う。困難や苦しみに直面した時、不安に駆り立てられた時、周囲に対してどの
ような態度を取り、どう一日一日を生きるのか。
本当に人生で残せるのはそれだけなのだと、改めて病床の父や、癌を患う義弟の
立派な態度を見るにつけ、強く強くそう思っている。
これは完全に僕の信念であり哲学でありアルファでありオメガでもある。
詳しい内容は4年前に書いた以下の記事全くそのままなので、再記はしない。

記事「ひとは一生にひとつのことしか出来ないものだ」

さらに今日考えていたプライベートな想いをここに書く。
僕は「自分のみっともない姿」を愛する人達の前に晒したくない。
苦しみのあまり泣き言を言って当たり散らしたり、周囲に迷惑をかけつつ生きる
ことに執着する獣のような姿だけは絶対に見せたくないのだ。そういう本来の姿
を晒すほうが周囲も安心するし人間らしくていい、という意見があるのも知って
いる。でも僕はどうしてもそれは耐えられない。
そこまでカッコ悪くなるのはどうしても嫌だ。
ところが、本当は僕は悲観的で、臆病で、弱虫で、根性がない。
だから僕は『すごく頑張らなくてはいけない』のだ。
でも仕方がない。
カッコよく生きたいのなら、痩我慢して頑張るしかないのだ。

*これに関連することをこの記事でも書いていた。備忘のために記しておく。
 記事「逃げていく街(2)」