風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

北海道へ

明日から3日間、北海道一人旅してきます。
楽しみだった旅行寸前の今日、仕事で破壊的な事態が発生したため、精神状態
があまりよろしくないまま出かけなければならないのは、いささか残念です。

こちらに何も落ち度はないし、間違ったこともしていない、それでもいい加減な
相手のせいでこちらがひどい目に遭う。もちろん、出るところへ出れば法律的に
は間違いなく勝てるものの、長期的展望に立つとここで事を構えると非常に重要
な取引先を失うことになりかねない。
そうなると、必要になるのは政治的判断で、泣き寝入りして損失は当方が受ける
しかない。そして、僕はその部署の責任者として、こちらに何の落ち度がなくて
もその損失責任を取る羽目になる、という案配です。
誰かが責任を取らねばならないのが「成果主義」の世のならいだ。
まぁしかし、腹は立つけれど僕はそういうのもアリだ、と思っているのです(笑)

人生はサッカーと同じだ。
良いサッカーをしていても、たった一本のまぐれのシュートが入ってできの悪い
敵が勝ってしまうこともある。逆にひどいサッカーをしていてもまぐれでこちら
が勝つことだってある。
「人生は正しい努力をしていたら常に報われる」などという考えは甘い。
「正しい努力をしていたら報われる蓋然性は高まる」というのが正しい表現
だろう。

人はラッキーだったことや「悪いサッカーをしていたのに偶然報われたこと」を
あっさり忘れてしまい、「良いサッカーをしていて負けたこと」は痛みと共に、
よく覚えているものです。
ともあれ、今回の一件も、当方に落ち度はないとはいえ、本当に深く分析して
ゆくと学べることが何かあるはずと思うのです。
なにせ『僕が変えることができるのは自分だけ』なのだから。

この一件で、直接窓口の部下の評価が下がらないようにしたい。
どう考えても、彼には何の責任もない。
彼らの評価に響かないように全力を尽くすのも、僕の使命だと思う。

それでは、しばし北の大地に遊んでまいります ^^