幸福と成熟
ブログ記事を書くのが、最近時間的になかなか難しくなっている。
とはいえ、書くことは大きな楽しみなのでできるだけ書きたいのです。
ということで、最近読んだ本から面白いと思った事柄をピックアップして
みます。
パワーの入った文章が書けなくてすみません ^^;
【引用始まり】 ---
オルポートの「成熟した人間の6つの要素」
1.自己拡大の意識
自分が参画する範囲が広く、社会人としての役割を果たす
2.他者とのあいだに温かい関係を築く
敬意と理解を持って人間関係を築き、他者との間に信頼関係、温かい関係を
持てる能力が高い
3.情緒的安定
自己受容、自分自身を受け入れられる
4.現実的知覚、技能および課題
現実的に物事を把握し、課題解決の考え方やスキルが身についている
5.自己客観視
自己洞察ができ、自分を客観的に見て、ユーモアで自分の失敗を笑い
とばせるような能力を持っている
6.人生を統一する人生哲学
「こんなふうに生きたい」という自分の生き方を持っていて、こうあり
たいという自分と現実の姿が一致(人生を統一)している。
【引用終わり】 ---
それから、
【引用始まり】 ---
アルフレッド・アドラーの「幸福になるための三要素」
1.自己受容
自分で自分のことを受け入れること。自尊感情、自己効力感といった
自分にはいろいろなことができるという思い(自信)
2.他者信頼
他人とのいい関係をつくれる。親密な人間関係を築ける
3.社会貢献感
自分が何かの役に立っているという気持ち、感覚、経験を持てること。
社会や人間関係の中で、自分は意味ある存在であると感じられること
【引用終わり】 ---
この二つは別々の学者がそれぞれ違う観点から導き出したものだけれど、読み
比べると共通項も多く、結局、人間が幸福になるためには「成熟」していない
となかなか難しいことがわかる。