風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

アメリカ出張 〜第1日:ゴーストタウン

長い長いうんざりするようなフライトが終わり、やっと目的地に着いた。
ここはアメリカ・ウィスコンシン州のカナダ国境まであと200kmほど
の北の町だ。
気温は思った以上に高くて華氏69度(20℃)。

ローカルの空港からタクシーに乗り小さな町のホテルに向かう。
あまり変わっていないような、なんとなく変わっているような。
アメリカの田舎の建物は基本的にほとんどが安普請の平屋建てだ。
その安普請の建物の数がずっと昔来たときからすればずいぶん増えた
ようには思う。
それでも、このあたり全体の雰囲気は変わっていない。
空港からホテルへの道すがらの写真はPhoto Albumに掲載したけれど、つまりは
真っ平らなところだ。北海道は行ったことがないけれどこういう感じなのだろ
うか。僕が行った場所では北ドイツにも少し似ているように思う。

空港から40分ほどでホテルに到着する。1923年に建てられたという古い格式
のあるホテル(ジョン・F・ケネディセオドア・ルーズベルトも宿泊したと
のこと)なのだが、今では単なる旧式のホテル、と言わざるを得ない。
これから5日間を過ごす僕の部屋はこちら。

設備はとても古くバスルームの換気扇はスイッチを入れるとがりがり音を
たてて、まるでのこぎりを使っているかのようだ。それでも無線LANが無事
つながったのには安心した。
このホテル、ダウンタウンのど真ん中なのだが日曜夜ということもあって周囲の
店は全部閉まっていてまるでゴーストタウンだ。それどころかホテルのレスト
ランまで閉まっている ^^; やむを得ないのでホテルから出てしばし歩いて
みる。夜にアメリカの人気のないダウンタウンを歩くのは正直セキュリティを
考えても愉快じゃないけれど、空腹には代えられない。
少し離れたところに中華料理のテイクアウトがありそこで牛肉チャーハンと
コーラを買って持ち帰って食べる(こちら)。
アメリカらしくちゃんとフォーチュン・クッキーがついている(中におみくじ
のような紙が入っている中華クッキー)

というわけで、第一日はなんとも味気なく寂しい夕食だったのでした。
さて、明日からは仕事を頑張ります!