風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

自分を取り戻すために

自分の記事を読み返すと気に入らないことがある。
気に入らなければアップしなければいいのだが、そこはそれ、書いた時はそう悪くない
じゃん、とか、鋭いイイこと書いてるじゃん、と思っているのでついアップしてしまうのだ。
ところが、後で読んで、がっくりくることがある。
僕自身の愚かさの証明のようなものだと思う。

僕が本当に書きたいのはこういう文章ではないなぁ。
もっと、幅が広くてすっきりした文章。
読んだ後に心に何かがいい後味として残る文章。
分析的でシニックで冷たい感じではなくて、全体的で暖かな感じの残る文章。
ああ、本当はそんな文章を書きたいなぁ、などと思ったりする。

そういう文章がうまく書けないのは、僕自身がまだ本当の意味でいい状態にはないから
だと思う。
それでも以前に比べたらずいぶん(ずいぶん!)ましにはなっている。
80%は本来の僕に戻っていると思う。
すごく真っ直ぐで直球勝負で、変化球はもう投げないけれど、まだ遊び球が投げられない。
そんなところでしょうか ^^;

僕は、いつも暖かくて、おおらかで、余裕があって、信頼される優しくて落ち着いた人間
でありたいと思う。人を信頼し、人を愛し、暖かく他者の心を受け止められるそんな人間
でいたい。いやほとんどの場合、実際には僕はそう振る舞っていて、多くの人にそう
思われてもいるのだ。

ところが、このブログの記事ではまだこんな調子だ。
ここは僕の心の一番根っこを反映している場所なのかもしれない。
だから、僕が根っこの部分でまだ100%本調子でないことが自分でもわかる。

無理に何かを変えるつもりはないけれど、意識して暖かい文章を書く時を作りたい。
暖かい文章を書けば、僕の心もおのずとそちらに向かうはずだ。
僕が、本来の僕を取り戻すために。
僕が、自分自身の根っこに立ち戻ってゆくために ^^

# 読者の皆様、いつもこんな駄文を読んで下さってありがとうございます。
  感謝しています。