風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

時は過ぎゆく - ブログの寿命

ブログ4年寿命説というのがあるそうだが、日記サイトに関しては1年ぐらいが平均
寿命じゃないか、というのが実感だ。僕がここで文章を書き始めたのが昨年1月なので
かれこれ1年半ちょっとになるのだが、あれから多くの方がサイトを畳んでいる。

畳まれる理由はいろいろだ。
「書き続けてゆく理由が消えてしまったから」
「吐き出す場所が不要になったから」
「モチベーションがなくなったから」
「全てをリセットしたいから」
などなど。

このブログについては自分の考えたことの忘備録としての意味が大きい。
もちろん皆さんのコメントに触発されて大きく考えが深化したり意見のやりとりに
発展することもあり、それも僕にとってとても大きな喜びなのです(コメント欄の
お返事に記事を書く以上のエネルギーを投入してることもままあります)

ともかく、このブログは何かを吐き出す為のものではないし、たいして明確な理由が
あって書いているものでもないから比較的安定したペースで記事をアップしてきていた。
しかし最近、書きたいことがあまりない、と感じる。

どうやら外に文章を紡ぎ出そうという「心の内的圧力」が下がっているらしい。
面白いもので「内的圧力」は「外的圧力」にもリンクしている。
僕の心が外から何らかのプレッシャーや刺激を受けたとき、心の内的圧力が高くなり
それを核にして文章を書きたい!と思うようになる。

しかしながら、実際の外的刺激の量はそれほど変化していないと思う。
本だってあいからず読み散らしているし、僕を取り巻く世界でも考えるに値する
いろいろなことが起きている。それでも内的圧力がそれほど上がらないのは、
僕の感受性が鈍化して外的刺激を受け止めきれていないからだろうか?
単に疲れ気味で心の反応が鈍くなっているだけなのかもしれないのだが。

ともあれここを畳んでしまおう、という気にはまだならない。
多分今の僕は心の空気が少し抜け気味なのだ。きっとまた「こんなことを書きたい!」
と強く欲望する瞬間が来るだろうと思う。
そんな瞬間に一気に文章を綴るのは僕にとって大きな快楽なのです。

その瞬間がくるまではこんな調子でマイペースでのんびり雑文をアップしていこうと
思っています。