風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

鳥を見ながら思うこと

ここを最後に更新したのが3月。
気がつけば7月に入っている。
この3ヶ月半は体調不良との戦いだった、という気がする。
完全に復調したとは言い切れないけれど、少なくともこうやってブログ
更新をする程度の元気は出てきた。

3月18日のブログに書いた耳の不調にはしばらく悩まされたがその後
解消。ところがその後は目のピントが合わず、生理的飛蚊症がひどく
肩こりがひどく体が疲れやすくだるい、という症状が続いた。
今もそれは解消されたとは言えないが、眼鏡をかけたりすることで徐々に
改善されつつある。深い部分での疲れが(コップから溢れ出ていた疲れが)
徐々に水位が下がっている、ということだろうか。

もっともこの期間、休みの日を寝て過ごしていたわけではない。
むしろずいぶん積極的に外に出ていた。
家内と共にバードウォッチングにハマってしまったのである。
日本野鳥の会に入り、探鳥会に(家内と共に、あるいは一人で)行き、
双眼鏡、カメラ、望遠鏡と図鑑を買い、バードウォッチング旅行にも
行っている。
この歳になってこんなにハマれるものが出来たことは幸せである。
昔、僕は天文少年だったのだけれど、この歳になって天体観測は辛い。
夜遅くまで(あるいは場合によっては徹夜して)星を見るのは本当に体力
が要るのだ。ピアノも楽しいのだけれど最近、ピアノを弾くとひどく肩が
凝る。滅多に弾かない上に弾き方が宜しくないから余計にそうなるのだろう。

バードウォッチングの良いところは「開放系」の趣味であることだ。
ピアノ演奏は「集中系」の趣味なので、今の仕事に対する趣味のマッチング
としては厳しいものがある。
鳥を見ている間は、何も考えない。
鳥を探して歩いている間も、何も考えない。
バードウォッチングをしている人たちは、どちからというとシャイで人付合い
が得意ではない感じの口数の少ない人達が多いのだが、それも心地よい。
しばらくはこの趣味にハマって心身のリカバリーを目指したい。