風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

母の手紙

母から僕あてに宅急便が届いた。
開けてみると、沢山のびわとオレンジと手紙が入っていた
手紙には、自分たちは元気でやっていること、父は読書と家事で忙しいこと、自分は
仕事を相変わらず続けていてひどく忙しいことが書いてあって、さらにこういう文章
が続けられていた。

今月は誕生月ですね。
人生でも責任が重く自由の少ない時期で苦労です。
私はそのころ、自分の人生だから選択して生きよう、流されて生きるのではなく、
選択してたとえ今は不本意でもこれしかない、と納得して生きるように努めて
いたことを思い出します。
長い人生ですから、たびたび大小の軌道修正が必要でした。

枝つきのびわはとても甘くておいしかった。
実家の庭に植えられていたびわの木をふと思い出す。
お盆には実家に帰ろうと思う。