風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

2008-02-02から1日間の記事一覧

死の家の記録

読み終えた後、後を引く本、というのがある。 僕にとってドストエフスキーの「死の家の記録」はまさにそんな一冊だった。 この本はシベリヤで流刑生活を送った男ゴリャンチコフが書き遺した手記という形 で、ドストエフスキー自身の四年間に渡るシベリヤでの…