風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

2005-09-03から1日間の記事一覧

ねむれ巴里

金子光晴の「ねむれ巴里」を読んだ。 たいへん面白かったけれど、最終的に著者は僕とは違う種類の人だなぁということばかり頭に残った一冊だった。 これは金子光晴の自伝の一部であり、妻・森三千代とともに極貧・困窮の極みの中でのたうち回っていた1920年…